FAQ -よくあるご質問-

ヘレナイフのよくあるご質問


Q. ヘレナイフではどのようなナイフを作っているのですか?
A. 北欧のアウトドア用ナイフをつくっています。1932年の創業以来、ヘレナイフの目標は、美しく機能的で、誇りを持って身につけることができ、必要なときに正しく役立つ道具を作ることです。

Q. どのナイフが一番自分に合っていますか?
A. どのナイフも一本一本、個性的です。ハンドルの大きさや形、ブレードの大きさや形状といった要素が合わさって、あなたの使い方に適した道具となります。まずは手にフィットするハンドルを、次にブレードのサイズ。そして実際に店頭で、握り心地を確かめながら、自分に合ったナイフを選ぶとよいでしょう。

Q. 自分に合ったハンドルを選ぶには?
A. ハンドルのサイズは、多くの場合、ブレードの大きさよりも重要です。もし、店頭で実際にサイズを確認することができない場合は、手のひらを使ってサイズを測り、ハンドルの長さに合うかをイメージしてください。

Q. ヘレナイフではどういった素材を使用していますか?
A. ヘレナイフでは、鋼材、木材、皮革を中心にサステナブルな素材を使用しています。また、ナイフの機能や性能を高めると判断される場合には、他の素材を使用する場合もあります。

Q. どのような鋼材をナイフに使用していますか?
A. ヘレナイフでは様々な品質の鋼材を使用しています。主にトリプルラミネートの2種類の鋼材があり、一つはステンレスのコア、もう一つはカーボンのコアです。また、スウェーデンのサンドヴィック社の単一鋼を使用したナイフも製造しています。(それぞれの長所については各ナイフのスペックをご確認ください)

Q. ヘレナイフはファイヤースターターに対応していますか?
A. ブレードに使用している鋼材によります。ラミネート鋼の外層はファイヤーストライカーとして十分な硬度を持っていません。サンドヴィック社の「12C27」ブレードの全てのモデルは、ファイヤースターターを使用するのに十分な硬度があり、ヘレナイフのほとんどのブレードのスパイン(ナイフの背の部分)は90度か、90度に整形するのが容易です。(スパインにファイヤースターターを使用するためのエッジがついていない場合はお客様ご自身で加工していただく必要がございます。)

Q. ヘレナイフでバトニングをしても良いですか?
A. ヘレナイフでのバトニングは推奨していません。特にスティックタング( ハンドル内部のブレード鋼材が、露出部分と比べて幅が細くなり、ハンドルの端まで到達している)のナイフはバトニングに適していません。正しい扱い方をすればほとんどのモデルでバトニングは可能ですが、小さなミスでエッジが欠けたり、ハンドルにヒビが入ったり、ブレードが折れたりする可能性があります。いずれにせよ、お使いのナイフの限界を知ることが重要です。バトニングによる破損は返品交換の対象となりませんのでご了承ください。

Q. ヘレナイフはどうやって研げばいいですか?
A. ご自宅でもフィールドでも使えるように、適切な粒度の研ぎ石を開発しています。お手入れ方法について詳しくは、こちらをお読みください。

Q. ラミネートスチールのメリットは何ですか?
A. 表面と芯に異なる品質の2つの鋼材を使用することで、それぞれの素材の長所を引き出します。それは切れ味と耐久性です。表面鋼によって高品質な芯材の使用が可能となり、それによって独自の切れ味を生み出します。また、表面鋼が芯材の鋼を保護することで、ナイフの耐久性を高め、ナイフがもろくならず、簡単に壊れないようになります。

Q. ラミネートスチールに使用している鋼は何ですか?
A. ヘレナイフに使われているラミネート鋼は、1960年代からHelle社が親しいパートナーとの協力のもと、継続的に開発してきたものです。現在ではHelle社独自のものとなっており、ステンレス版にはH3LS、カーボン版にはH3LCという名前がついています。

Q. ステンレス製のナイフは錆びますか?
A. すべてのナイフは、どんな環境で使用するか、何に対して使うかで、錆びの可能性があります。ただし、ヘレナイフのステンレス鋼は高い耐食性を持っており、正しく扱うことで、長く付き合うことができます。

Q. スカンジグラインドナイフを研ぐ時のグラインド角度を教えてください。
A. ヘレナイフのスカンジグラインドの基本的なグラインド角度は22.5°です。ただし、モデルによって若干の違いがあります。

Q. フィッシングナイフのグラインド角度を教えてください。
A. ヘレナイフのフィッシングナイフのグラインド角度は22.5°です。

Q. ヘレナイフはどこで作られているのですか?
A. ヘレナイフは1932年より、ノルウェー西海岸のホルメダールにある小さな自社工場で作られています。

Q. ナイフのハンドルが完全な左右対称ではありません。なぜですか?
A. ヘレナイフはすべてハンドメイドで作られています。手作業で研磨し、最終的な仕上げも手作業で行っています。そのため、同じ形状のものは2つとありませんし、左右対称でないものもあります。ヘレナイフではこれをハンドメイドナイフの美しさであり、個性の一部だと捉えています。

Q. 刃が欠けてしまいました。どうしたらいいでしょうか?
A. 欠けの大きさ、持ち主の技術、お持ちの道具によって答えは異なります。小さな欠けであれば、粗砥石を使ってご自身で簡単に手入れができ、欠けを取り除いた上で目の細かい砥石を使用することができます。もし欠けが大きい場合は、スカンジグラインドに慣れている研ぎの専門家にご依頼されることをお勧めします。

Q. スカンジグラインドとはなんでしょうか?
A. スカンジグラインドとは、簡単に言うと均一な角度で刃付けされたエッジのことです。

Q. ラミネートスチールのブレードが曲がってしまったのですが、どうしたら直せますか?
A. 簡単に修復が可能です。まず刃を傷から守り、ご自身の身を守るために、ブレードにテープを貼ってください。それからナイフを万力などで固定します。クランプを使用することも可能です。優しく力を加え、ナイフを再びまっすぐに曲げます。鋭利なものを扱っていることを常に念頭に置いてください。

Q. フルタングナイフとは?
A. フルタングとは、ハンドルと同じ長さまで鋼材が伸びており、かつハンドルの背側と指側の両方から鋼材が目で確認できるものを指します。

Q. ハーフフルタングとは?
A. ヘレナイフの中には、ハンドルの背側からのみ鋼材が露出しているフルタングのモデルがあります。指側はハンドル材がブレードを覆っています。これは寒さの厳しい北欧のアウトドア環境に適しています。

Q. スティックタングナイフとは?
A. スティックタングナイフは、鋼材がハンドルの末端まで細く伸びて固定されています。ヘレナイフでは、真鍮のバットを手作業でリベットで固定しています。(ラットテールタングとも表現されます)

出典:https://helle.com/pages/helle-faq (FAQより抜粋)