SAVOTTA サウナテントの温度を上げる方法

SAVOTTAサウナテントの温度を効率的に上げる方法

SAVOTTAサウナテントは、70-80℃前後の中高温域を楽しむフィンランドスタイルのサウナテントです。そのサウナテントでも、外気温や自然の中における環境によって、温度が上がりにくくなってしまう事があります。その場合に効率的に温度を上げて高温で楽しめる方法をご紹介します。


目次
1.乾燥した薪を使用して燃焼効率を上げる
2.沢山のサウナストーンで熱伝導を上げる
3.ロウリュの蒸気で温度を上げる
4.サウナベンチの高さを上げる
5.その他
6.まとめ


1.乾燥した薪を使用して燃焼効率をあげる

SAVOTTAのテントストーブは薪を使って温度を上げるスタイル。
電気式のストーブと違って、漏電の心配やメンテナンスの手間が少ない本格的な薪ストーブです。
燃料には「よく乾燥した薪」が必要です。
乾燥具合が足りていない薪は火が定着しなかったり、場合によっては不完全燃焼をして一酸化炭素中毒の危険もあるため、市販の薪や、自宅・キャンプ場などで保管されていた薪を使用する際に、注意が必要です。

サウナテントの薪ストーブの使い方はこちらを参照してみてください。
「サウナストーブの上手な使い方」 

2.沢山のサウナストーンで熱伝導を上げる

サウナテントの温度を上げるためには、サウナストーブの上に積むサウナストーンの温度を上げる事が大切です。
ストーブ本体の温度を上げても、ストーブの上に乗せるサウナストーンに熱が伝わらないと温度が上がりにくくなります。
サウナストーブ本体から出る熱は主に「輻射熱(ふくしゃねつ)」です。輻射熱はゆっくり空間を温めるタイプの熱のため、直接的な熱さを感じるのに時間がかかる場合があります。そのため、より早く温度を上げるには、ストーブの上にサウナストーンを沢山乗せて輻射熱の面積を増やしつつ、さらに熱くなったストーンに水をかけて蒸気を出し、直接的な「対流熱(たいりゅうねつ)」を生む事が効率的です。

3.ロウリュの蒸気で温度を上げる

フィンランド式のサウナを楽しむために欠かせないのが「ロウリュ」です。
サウナ室内における対流熱は、サウナストーンから出すロウリュの「蒸気の熱」が効果的で、
高温に熱されたサウナストーンに水をかけて蒸気を大量に出すことで、サウナ室内の温度を素早く上げる事ができます。ただし、必要以上にロウリュをすると、サウナストーンの熱が下がってしまうため、水のかけ過ぎには注意が必要です。
ロウリュの楽しみ方はこちらを参照してみてください。
本場フィンランドのロウリュの楽しみ方

4.サウナベンチの高さを上げる

ロウリュの蒸気などから出る対流熱は、輻射熱と違って上に昇る性質があるため、ストーブやストーンより高い位置に座ることによって、効果的に温度を感じやすくなります。様々なサウナ用のベンチがありますが、座る位置が高いベンチを選ぶ事によって、ロウリュや熱気を感じやすくなるため、高温を楽しみたい方にお勧めです。
SAVOTTAで取り扱うサウナベンチは座面の高さが約57cmあり、市販されている一般的なサウナベンチより平均約20cm(※)高い位置からロウリュや熱を感じやすくサウナを楽しむことができるため、おすすめです。※一般的なアウトドアベンチや折り畳みベンチは座高30~35㎝程が平均値とした場合。
SAVOTTA サウナベンチの購入はこちら

5.その他

他にも、サウナテントの中で様々な工夫をすることによって、効率的に温度を上げることができます。
・ヴィヒタを使ったウィスキングで、サウナ室内の温度をかき混ぜて、室内全体の温度を均一にする
・テント幕の密閉度を上げて外気が入らない様に設置する
・サウナテントの入り口の開け閉めを素早く行い、熱が逃げない様にする  など


まとめ
SAVOTTAのサウナテントは、「よく乾燥した薪」「サウナストーンを沢山乗せて」「大量のロウリュを出して」「高い位置からロウリュを楽しむ」ことで効率的に高い温度にして楽しむことができます。
これらの様な方法でSAVOTTAのサウナテントを気軽に楽しんでみてはいかがでしょうか。