本場フィンランドのロウリュの楽しみ方

ロウリュ(Löyly )とは
フィンランド語で、蒸気やお湯という意味を持つロウリュ。サウナストーブの上で熱されたサウナストーンに水をかけて蒸気を出すことを指す言葉で、本格的なフィンランドサウナでは必要不可欠な存在です。
サウナは世界各国の様々なサウナ文化の数だけありますが、こちらでは、フィンランド式のサウナで楽しむロウリュについて説明します。


▼ロウリュの準備
効率的にロウリュをするには、まずサウナ室内に水を用意する必要があります。
一般的にサウナバケツとサウナレードルといわれる、水桶と柄杓(ひしゃく)に水をいれてサウナ室の中に置いて使用します。
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ロウリュは、サウナストーブの上で熱されたサウナストーンの水をかけ、その爆ぜた際に生じる蒸気を出すことです。そのため、サウナストーブだったり、サウナストーンが十分に温度が上がっていない場合は、効率的に良い蒸気を出すことはできません。
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▼爆ぜる音がロウリュのサイン
ベストなロウリュのタイミングは、サウナストーンに水を少しずつかけて「ジュジュッ!」と爆ぜる音が出るくらいがOKのサインです。ストーンに水をかける事で一時的にサウナストーンの温度が下がってしまうため、必要以上に何回も同じ場所に水をかけると、サウナストーンが冷めてしまいロウリュができなくなりますので注意してください。

▼飛び散る水に注意
熱々のサウナストーンに水をかけると、水が一気に高温になって周囲に跳ねる場合があります。非常に高温になっているため、身体や顔に直接あたってしまうとやけどの危険があります。
ロウリュをする際は、サウナストーブやサウナストーンから適度な離隔距離を確認しながら行いましょう。(距離の目安:約40~50㎝程)

▼一緒に入っている人への心配りも大切
ロウリュをすると一気に温度が上がり、サウナ室内に蒸気が充満されます。複数人で入っている場合は、タイミングも好みも人それぞれのため、自分勝手にロウリュをやりすぎてしまうと、快適に過ごせない人もいるかもしれません。
自分も周囲の人も快適に過ごせるために、声をかけてからロウリュをする事をおすすめします。

楽しみ方もいろいろのロウリュ
サウナの入り方に「ルールがないことがルール」とフィンランドではよく言われており、ロウリュの方法においても、温度を上げるためにロウリュをしたり、大量の蒸気をサウナ室内に充満させたり、ロウリュと一緒に香りを楽しんだりと、人それぞれの楽しみ方があります。


▼サウナセントで楽しむロウリュ
ロウリュ用のサウナバケツの水に、植物等の香りを入れてロウリュに香りをつけて楽しむ事ができます。フィンランド産の白樺やラベンダー、ミントなどをそのまま乾燥させてパックにしたNYSTADSAUNAは、サウナバケツに入れて5分~10分ほどで水に香りがうつるため、簡単にハーバルロウリュを楽しむ事ができます。
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▼ヴィヒタで楽しむロウリュとウィスキング
ロウリュをした際に、フィンランド式サウナではヴィヒタという白樺の枝葉を集めて束にしたものを団扇(うちわ)のように扇いでサウナ室内の温度をかき混ぜたり、香りを楽しむことができます。夏の限られた季節でしか採取できないため、フレッシュな白樺の葉でつくるヴィヒタはとても貴重で、多くは束を乾燥させて保存することで、使う前に水に戻して一年中楽しむ事ができます。

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本格的なロウリュを楽しむなら、フィンランド式のテントサウナがおすすめ

ロウリュを自分の好きな方法で自由に楽しむときは、ポータブルサイズで使えるテント式のサウナがおすすめ。テントサウナが利用可能なキャンプ場や湖畔、河原などで気軽に組み立てて利用することができます。
世界で最初にテントサウナを開発したSAVOTTA(サヴォッタ)のサウナテントは、サウナの中は70℃前後の中温域でじっくりと長く楽しめる設計になっています。

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「熱すぎず我慢をしなくてもいいサウナ」が好みの方にぴったりのテントサウナで、まわりを気にせず、自分らしくいられるフィンランドサウナを見つけてみてはいかがでしょうか。


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