アウトドアライフで身につける防災技術
アウトドアにおける道具と技術は災害への備えにもなります。日頃のアウトドアライフを通してあなたが慣れ親しんだ道具たちは、もしもの時にもきっと役立つことでしょう。
電気・ガス・水道といったライフラインが立たれたときに助けになる知識と道具の一部をご紹介します。
1. 水を手に入れよう / 飲料水の確保
人は水分を摂取しないと3日程度しか生きられません。災害時、飲料水の確保は最も重要な要素の一つとなります。
『ソーヤー ミニ SP128』
飲料水の入手が困難な場合でも、浄水器を使うことで、河川や雨水から飲み水が確保できます。ソーヤー ミニ SP128 は持ち運びに適したポータブル浄水器。コンパクトながら38万リットルのろ過能力を備えているので、半永久的に使用することができます。
※水に溶け込んだカルシウムやマグネシウム、重金属といった溶解固形分やウイルスは除去できません。
2. 火をおこそう / 体温保持
適切な体温を維持できないと3時間しか生きられないといわれています。非常時に火をおこせることは、体をあたため、命を守ることにつながります。また、火は他にも、調理や暗闇での照明など、多くの役割を果たします。
『エルドリス ネックナイフキット』
ファイヤースターターを使えば、ライターやマッチがなくても火おこしが可能です。コンパクトで携帯性に優れたナイフとファイヤースターターがセットになったエルドリス ネックナイフキットなら、火口のためのフェザースティック作りから、着火までこれひとつで対応できます。
3. 水と火でお湯を沸かそう / あたたかい食事
水と火があれば、お湯が沸かせます。お湯があれば、食事をあたためたり、あたたかい飲み物を用意したりできます。あたたかい食事は心と体を回復させます。
『ケリーケトル トレッカー 0.6L ステンレス』
お湯を沸かすのに便利なカセットコンロやバーナーですが、燃料が底をついた時を想定すると、身の回りのもので火をおこせるネイチャーストーブは心強い道具です。ケリーケトルは二重構造による煙突効果で素早くお湯を沸かすことができる上、水を運ぶためのタンクにもなります。アクセサリー類も充実しており、調理にも使うことができます。
UPI SESSIONS
「もしものとき」に備えるための、地域のつながりとアウトドア思考
近年注目が高まるアウトドアを通じた防災や減災への日々の取り組み。キャンプやトレッキングなどのアウトドア活動を楽しみながら、いつ訪れるかわからない「もしものとき」に備えることは、人々が生き抜く力を高める有効な手段であると言えます。
同時に、その「もしものとき」に備えるためには個人や家庭に閉じて考えるだけで不十分であり、”地域とのつながり”で捉える視点が生き残る可能性を高めることも、過去の事象から明らかになっています。
本セッションでは「地域とのつながり」「アウトドア思考」を日常的にアップデートし、”もしものとき”に備える力が高めるために必要な知識や心構えを、アウトドアの専門家と地域社会の専門家とお届けします。
出演者: 寒川一氏(UPIアドバイザー/アウトドアライフアドバイザー)
開催日程:2022年3月11日(金)20:30-21:30予定
参加費:無料(下記リンクより)
>>詳細はこちら
UPI STORIES
3月11日は、非常時の「持ち出し品」を身近な人と考える日に。〜アウトドアマンの持ち出し品〜
自宅に保管してある「防災グッズ」について、購入しているだけで満足していませんか? 2人のアウトドアマンの一次持ち出し品を参考にしながら、自身の防災グッズを見直すきっかけとしましょう。
>>STORYを読む
歩いて、学んで、備える。スタディトレッキングのススメ 〜アウトドアから身につける防災〜
UPIが2017年からUPI 鎌倉で展開するスタディトレッキング。UPI 鎌倉の店長である辻和真が、その活動に込められた視点と想いを解説します。
>>STORYを読む