スウェーデンの厳しい自然環境を背景に生まれたウールパワー。アクティビティや生活はもちろん、自然を相手にするお仕事の現場では頼もしいアイテムとなり得ます。前回に続く第3弾は、埼玉県でお庭の造成のプロフェッショナルである庭師のご夫妻、Garden Life Design ニワシゴトの大将・風間 曜さん、妻・理絵さんにウールパワーのメリノウールウェアの使用感についてお話を伺いました。
極寒とも異なる強風や突然の温暖など、さまざまな環境で対応するウールパワーの強みに注目です。
大将こと風間曜(かざま あきら)さんは前職では自然アクティビティで有名な群馬県みなかみ町をはじめ、ラフティングやカヌーのリバーガイド、さらに冬季はスノーシューのガイドと常に自然と対峙し、その楽しさを多くの人々に伝えるお仕事に就いていました。山を降りた後も、自然の中での伝統的な手仕事に就きたいという想いから造園の世界へと入り、植木屋として活動して15年近くになる今も日々勉強の毎日と語ります。
そして、奥様である理絵(りえ)さんも庭師として加わり6年目、土木作業から脚立に立っての危険な剪定まで全てを共にこなす庭師ご夫婦です。
また、UPIでのグリーンウッドワークとの出会いにより、庭木を伐採した材で作ったトムテをお得意さんへプレゼントしていたことがきっかけで、ご自身でもその輪を広げ、現在、地元大宮でSpoon Clubに育っていくようなグリーンウッドワークの機会を定期的に開催しております。
ご夫婦ともに、自然の中に身を置き、自然と向き合い、自然を世話するおふたりだからこそ、そこにまつわる道具や衣服の大切さを実感されております。そんなおふたりに愛用いただいている、ウールパワー製品の「フルジップ600」「クルーネックライト」(曜さま)「フルジップ400」(理絵さま)についてお話を伺いました。

− 業務上ではやはり寒さを感じていますか?
一年を通しての外仕事、関東の平野部では、夏の酷暑に比べれば冬は比較的過ごしやすいです。業務上、常に動いているので汗はかきますが、関東平野特有の強い北風の吹く日や底冷えのする曇天では、一日中外に居ると厳しい寒さを感じます。特に妻にとってはより一層に寒さを感じているようです。
また、枝葉はもちろん、限られた空間で道具を駆使しつつ動き回る上で、多く重ね着して着膨れすると作業には支障を来たしてしまうし、汗をかいた結果、汗冷えもしてしまうため理想的ではないです。かといって、脱いだり着たりの手間もかけたくなく、冬場の寒さとそれに伴う暑さ対策は毎年試行錯誤の連続でした。
と曜さんが語ってくれました。寒さと暑さの相反は大きな課題のようですね。

− 今まではどんな寒さ対策をしていましたか?
前職で雪山の低山ハイクをガイドしていた経験もあり、ひと昔前のレイヤリングの考えが念頭にはありました。ドライな化繊のベースレイヤーにグリッドフリースや中綿のミドルレイヤー、そこにアウターシェルで風雨を凌ぐといったものです。パンツのポケットには定番のハクキンカイロを忍ばせてましたね(笑)。
寒がりな妻も同様に、プラスでミドルレイヤーを追加したり、首筋、手首や足首を冷やさない様ネックウォーマー等で対策をしてました。天気や作業内容によってその日のレイヤーのバリエーションを変えたり、作業中に脱いだり着たりを繰り返すことにストレスを感じていて、ずっと着ていられるようなものを探してました。
そう語るお二人も過去の経験があるからこそ、そこまでの対応も可能であったわけですが、それでも、その煩わしさは常に感じていたようです。

− 実際にクルーネックライトを着てみた着心地は?
秋、冬、春も一日中動き回っているので常に汗をかいているが、ウールパワークルーネックライトのメリノウールは汗の吸い上げも良くサラッとしています。そして冬場は着た瞬間に暖かい!そして、ゆっくりと蒸散してくれるので急な冷えもなく、素肌にも汗が残らないため、まさに汗冷え知らずです。
秋からヘビーローテーションで着ていますが、毎日の洗濯にも耐えて繊維の奥の嫌な匂いも残らない。化繊のベースレイヤーはクエン酸でつけ置き洗いをしても匂いが残るので、一年で買い替えてましたが、このクルーネックライトはまだまだ大丈夫!永く使えそうでこの先が楽しみです。
また、スウェーデンのブランドらしいノルディックブルーのカワイイ色味がとてもオシャレで、冬場の室内ではこれ一枚で過ごせるし、仕事だけでなくキャンプやお出かけ着としても活躍してます。この色が廃盤でなくなってしまうのは寂しいですね(泣)

− フルジップジャケット400/600の着心地は?
フルジップジャケット400の着心地について(理絵さん)
寒い時はジップをあげれば高い襟元が首周りをカバーしてくれて、作業で暑くなるとジップを開けて体温調節ができるのがとても良いです。背中側が長く作られていて腰まで長さがあるので、しゃがんだり立ったりする作業が多い中、常に腰回りをカバーしてくれてとてもあたたかく、冷えやすい女性には特に嬉しいデザインですね。
また、手首の保護と保温などの為、植木屋は手甲を付けて作業しますが、ウールパワーのサムホールはとても秀逸。厚手の素材でしっかりと作られたサムホールは作業していても耐久性が高く、中に作業手袋をしてもゆったりと指が通り、作業性と保温性を同時に上げてくれて手甲要らずになりました。
触りごごちのいいタオル地のようなパイルのウール生地が気持ち良く、生地全体が厚すぎず硬すぎず軽くて、腕周りもストレスがなくとても着心地が良いです。デザインも可愛いから仕事着に着ちゃうのがもったいないくらい!

フルジップジャケット600の着心地について(曜さん)
レイヤリング難民だった自分は、ベースレイヤーのライトの上にミドルとアウターを兼ねてくれそうなフルジップジャケット600を選びました。高木に登り北風の中ハーネスとロープで吊られながらの剪定作業も、庭の中を歩き回る造園土木やお手入れ作業時も、あたたかいのに暑くなり過ぎず、フルジップジャケット400に比べて風を通さないので関東平野部ではアウター要らずで脱ぎ着する必要がなく、胸元のジップワンアクションで体温調整ができて快適です。多少の雨や雪の中の作業で濡れても、ウールがゆっくりと乾いてくれるので寒さを感じ難いですし、吸湿し素肌に水分を感じさせないため、濡れている感覚もないです。
さらに、剪定した枝葉を抱えたり、茂みの中に手を突っ込んで手入れをしたりしていても、ほつれることがほとんど無くしっかりとした頼れる表生地ですね。しっかりした生地厚にも関わらず、体に寄り添うのに締め付けのないデザインは着心地も良く、さらに中年太りをスリムに見せてくれる効果抜群?!です。
洗濯を繰り返しても(まだ)毛玉ができにくいので、お得意様の前でも小綺麗にしていられますし(やがて毛玉が育ったら自慢したい)、着れば着るほどフルジップ600の良さを日々実感して感動してます。
仕事以外の様々なシーンでの活用も楽しみですし、とにかくずっと着ていられる!これでレイヤリング難民卒業!!ウールパワー一択!!!といった感じです(笑)

−ウールパワーの全体的な感想は?
着る人の身体に寄り添ってくれるようなあたたかさ。あったらいいな、こうだといいなを高度な技術でさりげなく提供してくれています。 聞けばスウェーデン北部の自然豊かな町で、半世紀変わらない品質とこだわりをもって、熟練の職人さんが製品を作っているのだとか。自分たちのウールパワーにも担当者さんのネームタグを確認しました。そこにウールのパワーだけではないあたたかみを感じずにはいられませんでしたね。ウールウェアとしての能力はもちろんのこと、ウールパワーの動物、自然や環境、社会や従業員にあたたかい企業理念が、製品の品質とともに身体に寄り添ってくれてよりあたたかさを感じます。持続可能な地域の自然環境やお庭づくりを目指す私たちも、ウールパワーを纏って、あたたかみのある寄り添った仕事を、毛玉が沢山育つくらい継続していきたいと思います。

以上、第3弾となる今回もリアルな声をいただきました。常の極寒に限らず、関東の冬ということで、強風や寒さと暑さの相反などへのウールパワーの対応の広さをお伺いすることができました。
日常での屋外での作業などにも、皆様、どうぞご参考にされてみてくださいませ。
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Garden Life Design ニワシゴト
風間 曜(かざま あきら)
風間 理絵(かざま りえ)
instagram https://www.instagram.com/niwashigoto.jp/
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TEXT:GOTARO TAMEIKE
PHOTO:風間曜・理絵
撮影協力:マールーウ(カフェ)
instagram https://www.instagram.com/cafe__maru



