仕事でも役立つウールパワーのウェア vol. 2

スウェーデンの厳しい自然環境を背景に生まれたウールパワー。アクティビティや生活はもちろん、自然を相手にするお仕事の現場では頼もしいアイテムとなり得ます。前回に続いて、第2弾は山形県の豪雪地帯でゲレンデ造成のプロフェッショナルとしてお仕事をされる、丸山 淳さんにウールパワーのメリノウールウェアの使用感についてお話を伺いました。


丸山淳(まるやま じゅん)さんは雪山の現場に携わって30年以上。もともとはスノーボードのライダーとしても活躍し、その昔、まだまだゲレンデも特別な施設が準備されたいない頃、自分たちの遊び場を作ることをきっかけに、ゲレンデの造成の仕事に出会いました。
スノーボードやスキーに行かない方はゲレンデ造成という言葉に馴染みがないかもしれませんが、オリンピック競技のハーフパイプやキッカー(ジャンプ台)など、俗に言うパークと言われる人工物を設置・造成、管理する仕事を指します。
その中で、丸山氏は海外のスノーパークの造成や数々の大会の造成などを行なってきた、言わばこの業界でのレジェンド的な存在です。

現在は、山形県鶴岡市湯殿山のゲレンデにおいて、「R天国」と呼ばれる、ゲレンデの至る所にR(アール:曲線を描いた壁)を造成し、スノーボーダーやスキーヤーが複雑な地形を滑り、擦り、飛ぶといった遊ぶための地形のアトラクションのプロデュースをしています。

これらは丸山氏のかねての友人でもある、名だたるプロスノーボーダー達も訪れる場所となっており、コアなスノーボーダやスキーヤーの間では全国的に話題になっています。また、鶴岡市の役場の中には「R天国推進課」なる部署も出来ているほどで、行政もが支える有意義な取り組みになっています。そして、昨年の夏にはRDP(アール ディベロップメント プロジェクト)という事業も立ち上げ、その活躍の範囲を益々広げています。
そんな丸山氏に愛用いただいている、ウールパワー製品の「フルジップ400」と「クルーネックライト」についてお話を伺いました。

− 業務上ではやはり寒さを感じていますか?
感じますね・・・。
この場所の環境と言いますと、標高は400~500mとそんなに高い山ではないのですが、平均で-7℃くらいまでは下がり、積雪量は4mを超える過酷な環境です。
大型のマシンに乗っている時や、外作業でも動いている時は良いのですが、圧雪確認や仕上がりチェックで止まった瞬間に一気に冷えます。
特に朝一や夕方の気温の下がり方は大きく、さらに風が抜ける場所では身体の芯まで冷える感じがあります。
長年雪山で過ごして慣れているつもりですが、やはり腰や脚まわりから冷えを感じます。

− 今まではどんな寒さ対策をしていましたか?

化繊のヒートテック的なファーストレイヤーを重ね着して、その上にフリースやミッドレイヤーを着るのが基本でした。それにアウターを着ての作業が多いです。
このように、十分に重ね着をして雪を手作業で成形する状況ではどうしても汗をかくことが多く、その汗が冷えると身体の芯まで冷えてしまうことが常でした。そして、厚着をすれば動きが制限され、業務においてストレスが常に付きまとうものでした。ただ正直、この環境やこの業界ではそれが当たり前だと思っていました。

− ウールパワーというブランドや、メリノウールについては知ってましたか?
ウールパワーというブランドは知りませんでしたが、メリノウールの良さは噂には聞いてました。調べていく中で、汗冷えがなく、消臭効果があり、温かいということで気になり、それに加えてウールパワーは丈夫さも特徴のひとつであることから、長く着れると想定して着てみました。
価格はファストファッション的な安価な製品とは違ってきますが、すぐにくたびれて買い換えることを考えると、結果的には長く使えるこのブランドの方が断然メリットが大きいと思いました。
実際に、洗濯をしても縮むことなく変形もせず、縫製がほつれたり首部分がダレることもなく、確かに丈夫です。
説明で10年以上着る人も多いと聞きましたが、毛玉はできたとしても、それくらいは着れそうな丈夫さを感じてます。

− 実際にクルーネックライトを着てみた着心地は?
まず、想像以上にあたたかくて驚きました。体温は留めつつ、吸湿性もありますがコットンのようにしっとりしないので濡れて冷えるという感覚がありません。また、風を通さない感覚もあって、自然に身体を温められている感じがします。
そして、締め付けがないのに身体にフィットする感覚があり、着心地が良く、身体の一部のように感じています。
特に、汗をかいても不快感がなく、汗冷えがないのがとても良く重宝してます。
クルーネックライトのSサイズを着用

− フルジップジャケット400の着心地は?

使い始めたのは12月に入ってからで、11月くらいまではクルーネックライトに普段着だけで十分でした。12月以降は、クルーネックライトの上にフルジップジャケット、極寒の時や降雪の中での作業はアウターでシェルを一枚足せば、真冬の雪山でも安心感があります。
すっきりとしたデザインで仕事着っぽくはないため、そのまま街に降りても違和感がないのも良いですね。実用性の高いウェアですし、着ていると業界の玄人に見える気がします。

フルジップジャケット400のMサイズを着用

−ウールパワーの全体的な感想は?

とにかく「ちょうどいいあたたかさ」です。
汗をかいても蒸れにくく、外から室内に入っても暑すぎない。フリースなどですと、どうしても暑さを感じますが、勝手に温度調整をしてくれているような感覚で、とにかく一日中着ていられます。
また、着心地も締め付けすぎず、でも身体にフィットするように馴染んできて、かなり快適です。
雪山で働く人や、バックカントリーのように寒い中でも汗をかく人には、本当に合うウェアだと思います。

ちなみに、もう脱げません。寝る時も着用して寝てます。とても質の良い睡眠が取れるので、是非、皆様も試してみてください!

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RDP代表 兼 ZAUGG代理店
湯殿山スキー場 パーク造成(スノーパークディガー)/R天国 造形責任者

丸山  淳(まるやま じゅん)
instagram https://www.instagram.com/rdp_r_development_project/

サポートブランド:MOOS SNOWBOARDS / OAKLEY / BLENDSWAX / EDGELINE 
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ご紹介の商品はこちら
・フルジップジャケット400
・クルーネックライト

TEXT:GOTARO  TAMEIKE