ファリバルトのお手入れ方法と特徴

ファリバルトのケア方法は、製品によって異なります。UPIで扱ってるアイテム別でご紹介します。ちょっとしたお手入れをすることで何世代にもわたって使うことができます。


ウールは頻繁に洗う必要がない。

ウールという天然繊維は、その特性上セルフクリーニングの機能があります。ウールに含まれるラノリンという羊毛脂が働いているためです。
その天然油脂のおかげで、汚れをよせつけにくく多少の水を弾く撥水性もあります。柔らかく丈夫なウール製品は優しくブラッシングして屋外の風通しの良い場所に振って干すだけで、ケアをすることができます。
ファリバルト製品の中でも、ドライクリーニングを推奨するアイテムもありますが、ほとんどは日々の簡単なお手入れで長持ちするように作られています。

その他に、ウールは天然の防臭効果があり、においも気になりにくい特徴があります。
これらの特徴は化学繊維では再現できないウールならではの性質です。また、燃えにくい特徴(※)も持つので火の扱いが多いキャンプやアウトドアでも安心して使うことができます。

(※)ウールの先端に火をつけると燃え始めますが自然に鎮火します。燃えにくい秘密は、繊維の中に多くの窒素や水分が含まれ、発火温度が高く、燃焼熱が低いためです。自ら燃え続けることが難しく防炎性が高い繊維と言われてます。実は、このウールの性質を利用して航空機の機内カーペットや消防士の制服にもウールが使われていたりします。

ドライクリーニングが必要のアイテム

ウール用の中性洗剤を使用して冷水で手洗いすることも可能ですが、ドライクリーニングをおすすめします。

○フロンティア ウールブランケット ツイン
○フロンティア ウールブランケット スロー

洗濯機で洗えるアイテム

ブランケット単体で、冷水でデリケートコースで洗濯機洗いをしてください。一般的な洗剤でも問題ないですが、ウール用の洗剤を使用することをおすすめします。
また、柔軟剤は毛玉が増える原因にもなるので使用をしないでください。漂白剤も使用しないでください。洗濯後、自然乾燥をし必要な場合のみ低温でアイロン(※)をかけてください。

(※)アイロンかけはしわを伸ばす時に必要な場合のみに使用してください。通常、24時間以上吊るして干すことによってだいたいのシワはとることができます。

○アシュビー ウールブランケット
○キャビン ウールブランケット
○シャドウ プラッド ウールブランケット
○ディフェンダー ウールブランケット
○トラッパー ウールブランケット
○ニスワ ウールブランケット
○ピュア&シンプル ウールブランケット
○ミネハハ フォールズ
○ミリタリーウエストポイント ウールブランケット
○ユーティリティ ウールブランケット

防虫方法

ウールブランケットは天然繊維のため虫食いに注意する必要があります。長期間使用しないときは気密性の高い容器やバッグに入れて保管しましょう。必要に応じて防虫剤の役割を果たす、シダーやハーブを一緒に入れると良いです。

 

150年以上の歴史をもつファリバルトウーレンミル。ウールそのものの魅力や使い心地の良さをぜひ感じてみてください。

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