高い保温性を持つウールパワー

メリノウールの特徴として、”高い保温性”があげられます。
高品質なメリノウールを使用しているウールパワーは、独自開発の生地によって極めて高い保温性があることが試験結果によって判明しました。

元々、スウェーデン国防軍で任務に従事している人々が過酷な寒さによって命を落とすことが多くあり、人の命を守るために生まれたのがウールパワーの独自生地「ウルフロッテ・オリジナル」です。今回は、JIS規格による保温性試験でベースレイヤーの比較をご紹介します。


独自素材「ウルフロッテ・オリジナル」が生み出す保温性

ウールパワーのクルーネック200は、外側に平らな化学繊維が面しており、内側(肌に触れる部分)は糸がループ状で密に連なったテリー編みになっています。
密に連なったテリー編みによって多くの空気層を作り出しています。

この空気を溜め込む量が多いほど保温力が高くなります。
ウールパワー独自の編み方により吸湿性も上がり、汗などの水分による体の冷え(=汗冷え)も防ぐことができます。更にウール特有のチクチクした感触もなく、ふわっとした着心地が快適性を高めています。

保温性試験比較
■ウールパワー クルーネック200(ウール・ポリエステル・ナイロン・ポリウレタン)
■ファッションブランド 厚手化繊ウェア(ポリエステル・アクリル・レーヨン・ポリウレタン)
■アウトドアブランド 厚手メリノウールウェア(ウール・ポリエステル・ナイロン・ポリウレタン)

下記、試験結果をグラフに表した通り、一般的に保温性が高いと言われる商品と比較して約1.6倍以上もウールパワーは保温率が高いことがわかりました。

人間の快適温度の基準”clo値”でわかること

ウールパワーのクルーネック200は、高い保温性と断熱性により極寒環境でもあたたかさを保つことができるウェアです。
「人間の快適温度」を表す指標の1つとして衣服の断熱性のclo値があります。
このclo値が高いほど衣服による断熱性が高くなるのですが、下記グラフの通り他社製品より2倍以上のclo値が出ており、高い断熱効果があることがわかります。

試験結果により、ウールパワーのベースレイヤーは高い保温性があることが判明しましたが、ウールパワーのプロダクトは生地の厚みによってグルーピングされています。自身の活動量や気候や用途に応じたモデルを選択することで快適に過ごすことができます。