ヤンと一緒にカヤックで冒険

7月20日、「接岨湖ドッグSUPアドベンチャーツアー2025(長島ダム)」のイベントに私の愛犬のヤンと参加しました。

今回のきっかけは、東京アウトドアショーでの偶然の出会いでした。犬と一緒にSUP(スタンドアップパドルボード)を楽しんでいるグループの方々が、会場に展示していたオルカヤックに興味を持ってくれました。「折りたたんで持ち運びができて、人+犬の重量にも耐えられるカヤックだって?」と注目の的に。「うちの犬でもSUPみたいにカヤックできるか試してみたい!」という話になり、盛り上がりました。

この出会いから、静岡の長島ダムで予定されていたグループのイベントに誘っていただくことに。ヤンが出来るかな?


Jan in the car
車旅が好きなヤン

集合時間は朝9時。自宅からだと車で3時間半ということで、前日から現地近くでキャンプをすることに決定!朝はコーヒーを飲みながらゆっくり過ごし(ヤンは虫を追いかけながら)、のんびり気持ちよくスタートできました。

Morning Jan
「朝のんびりさせてぇ〜」
Jan
シンプルなハンモック泊。特に暑い日はおすすめです。

ヤンとはキャンプ経験も何回もありますが、カヤックは今回が初めて。数ヶ月前、自転車のフロントフォークをカーゴタイプに交換して、大きなバスケットでヤンを運べるようにカスタムしたばかり。自転車移動に慣れた今、次は水の上にチャレンジです。

ヤンと乗れるし、たくさん買い物もできるし。 カゴに付いているサヴォッタGPポーチも注目!

ただしヤンは水が得意なタイプではありません。ビーチでは、まるで波に海の魔物でも潜んでいるかのような勢いで逃げまくる始末。川のど真ん中で浮かぶカヤックなんてどうなるか最悪、私の顔が噛まれるかもしれない、と若干の覚悟はしてました。

Jan beach
「いや、絶対に入りません・・・!」

まずは陸上での練習からスタート。カヤックに乗ったり降りたりを何度か繰り返して慣らしたところ、なんとヤン、あっさり乗り込み、そのままリラックス。王様のごとく落ち着いて座ってくれました。

Jan in Kayak

 

この日はとにかく暑く、川沿いにも日陰は少なめ。でも、ソーヤーの浄水器とCNOCのウォーターブラダーを持参していたので安心。ヤンはカヤックの中で、川の水をろ過した新鮮な水をゴクゴク。ソーヤーのフィルターがあれば、寄生虫や細菌の心配もなし(安全性の統計もバッチリ!)。水切れの心配がないって、本当に心強いです。

Jan waterfall Jan Sawyer


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時間半ほどパドリングして、川沿いの草地で休憩タイム。近くには涼しげな滝もあり、まさに自然の自販機。冷たい水で水筒を満たし、木陰でひと休み。SUPグループのわんこたちもOru Kayakに挑戦していました。 

さて、帰りの準備。ここでヤンが突然「カヤック、もういいや」モードに。乗ってと言うと一応乗るけど、すぐ反対側からピョーンと飛び降りる。まさにカヤック版のけんけんぱ。何度か繰り返して、ようやく落ち着いてくれました。ありがとうヤン。

Jan in Kayak

帰り道では、カヤックのスピードの良さを再認識。最後に出発したはずが、あっという間に全員を追い越して先頭へ。漕げば進む、カヤックの魅力ですね。

SUP group

陸に戻った後は、ヤンはエアコンの効いた車内でお昼寝。私は川にドボンと飛び込んでリフレッシュ!ヤンにも少しずつ水に慣れてほしいと思っていますが、この日は自分から川に入ってくれて、小さな進歩!波のない静かな川なら、海よりも水に親しみやすいのかもしれません。 

Jan in the driver's seat
「運転してあげようか?」

参加していた他のわんこたちは、ほとんどがラブラドールなどの水大好き犬種。SUPから何度も川へ飛び込み、またボードに戻って、そしてまたジャンプ!投げられたオモチャを取りに、ひたすらに遊んでいました。

ヤンはまだ「泳げる犬認定」は遠いかもしれませんが、「カヤック犬認定」は堂々の合格。穏やかな漁師にはなれそうにありませんが、川辺のおやつを狙うヴァイキング犬、または隣のボードを襲う海賊犬としての素質は十分。🏴‍☠️

Jan Pirate


▼今回使用したもの:

ハンモック:設営が簡単で、快適。夏でも涼しく過ごせます。

ソロストーブ キャンプファイヤー:二次燃焼ができ、空気の流れもよく、煙がほとんど出ずに火を保ちやすいです。サイズは持ち運びに便利で、調理後に炎を眺めて楽しむのにちょうど良い大きさです。

ソーヤー スクイーズフィルター クノック 2L ブラダー:採水しやすい大口のブラダーが付いた浄水器

▼Oru Kayak:

オルカヤック レイク

オルカヤック ビーチ LT

オルカヤック PFD

オルカヤック パドル

 

 

TEXT & PHOTOGRAPHY:NEIL KUKULKA